Nico's phrase that sounds like "ディビディエンドッ" is actually a shout when she performs a hold technique, and the accurate phrase is "Divide and conquer!" This phrase represents breaking the opponent's power and weakening them to seize victory. Nico has an intellectual and calm fighting style, and aims for victory by analyzing her opponent's techniques and utilizing her own skills. A hold technique is a move to intercept the opponent's attack and gain an advantage by disrupting their posture. By shout

Thursday, February 19, 2015

【アニメ】世代を越えたTVアニメ『夜ノヤッターマン』

アニメに限らず人気作であればリメイクや続編が作られることは珍しくない。「アルドノア・ゼロ2期」や「デュラララ!!×2」、「蒼穹のファフナーEXODUS」。2015年の冬アニメにもいくつかの続編を見つけることが出来るが、それだけ作品が支持をされている証拠でもある。

『夜のヤッターマン』は今をさかのぼること約40年まえの1977年~79年にかけて放送された「ヤッターマン」を原典としたリメイク作品だ。

タイムボカンシリーズの第二作目として制作された「ヤッターマン」は、「勝利のポーズ、ヤッター、ヤッター、ヤッターマン!」というキャッチーなフレーズが好評を博し、数あるタイムボカンシリーズの中でも最も知られた作品である。


原典放送時より40年近くの歳月が経過してのリメイクは非常に珍しいと思うのだが、実は2008年にもアニメ放送はリメイクされており、また2009年にはドンロンジョ役を深田恭子が演じたことで話題となった特撮映画も制作されている。このように「ヤッターマン」は世代を越えて知られた作品なのだ。

「ヤッターマン」を始めとするタイムボカンシリーズ作品は、正義のヒーローが悪役を懲らしめる勧善懲悪ものではあるが、各作品に登場する悪役3人組は名前こそ違うものの共通のキャラクターが登場。しかもヒーロよりも悪役の3人組のほうがキャラが立っているという悪役主役のオリジナルな設定を活かしたユニークな作品となっている。

『夜のヤッターマン』は原典のリメイク作品ではあるが、単なる続編ではなく歴史的に年代が経過した未来の世界を描く全くのオリジナルストーリー作品。原典を知っている世代にも今の時代に則した「新たな世代のドロンボーと新たなヤッターマンの誕生を描く物語」を提示しており、世代を越えて楽しむことが出来る作品だ。

物語の舞台はかつて「でっかいどう」と呼ばれたヤッター・キングダム、ヤッターマンの居住場所は「そりゃそうさ岬」と呼ばれている。ドロンボー一味がヤッター・キングダムに渡るために青函トンネルを使用する場面も描かれており、ヤッター・キングダムは現実の北海道をモチーフとしていることに疑う余地はないようだ。

『夜ノヤッターマン』の主人公レパードは未亡人ドロシーの一人娘で、ドロンボー一味のリーダーである「ドロンジョ」の子孫だ。ストーリー開始時に9歳の誕生日を迎えたばかりのキャッチーな幼女設定、ボヤッキーとトンズラーの子孫と一緒に辺境の地で貧しいながらも愛情いっぱいの環境で育てられ、とても優しく素直な女の子だ。

本が大好きなレパードのお気に入りは正義の味方ヤッターマン伝説の絵本。いつかヤッターマンがいるヤッター・キングダムに移住することを夢見ている。

病気に倒れた母を救うために海を渡ってヤッター・キングダムに赴くレパード。必死の願いを持つレパードを待ち受けていたのは、無慈悲なヤッターマンの姿。そして母の死。絶望と悲嘆にくれるレパードは、ヤッターマンこそ悪の存在であり、先祖のドロンボー一味は悪を倒すために戦った義賊ではないかと考えるようになる。

母を救えなかったレパードはドロンジョになることを決意し、ボヤッキー、トンズラーを従えてヤッターマンを倒すためにヤッター・キングダムに渡り、ヤッター兵と戦いながら「そりゃそうさ岬」を目指し旅を続ける。

原典である「ヤッターマン」は、水戸黄門のようなお約束な展開あり、お色気シーンありのナンセンスなギャグ作品としてつくられている。一方『夜ノヤッターマン』は、悪であるヤッターマンの圧制に苦しむ人々や、その不条理に憤るレパードの内面と成長を描くなど、より大人向けでシリアスな描写が多くなっている。

タイトルにつけられている『夜ノ』はどのような意味を持つのだろうか?。その語感からはより大人向けで怪しいニュアンスを感じるが原典である「ヤッターマン」のようなあからさまなお色気シーンは抑えられている。あるいは正義(昼)と悪(夜)が逆転したストーリという解釈も出来るのではないか。

またドロンジョの口上である「清く正しく美しく。ドロンボーがいる限り、この世にヤッターマンは栄えない。闇を払い新たな夜明けを!」より、ヤッターマンが支配する夜明け前の世界を夜と表現しているのかもしれない。

第二話からヤッター兵に追い詰められたドロンボー一味を匿うガリナとアルエットが登場し、ヤッターマンを倒す旅に同行する二人。公式では『新たな世代のドロンボーと新たなヤッターマンの誕生を描く物語』との説明があるのだが、第6話まで新たなヤッターマンは登場していない。ヤッターマンと同じ男女のペアであるガリナとアルエットとは?。今後どのような展開を見せるのかも見どころの1つだろう。


『夜ノヤッターマン』1月11日(日)よる10:00ついにスタート!!
公式サイトはこちら★http://yatterman.jp/

何が善で、何が悪なのか……!?
ドロンボー一味との長き戦いを制したヤッターマンだが、彼らが築いた王国ヤッター・キングダムは平和な楽園ではなかった!?
国は疲弊し、圧政に苦しむ人々!
そこに立ち上がったのは、かつてヤッターマンのライバルとして戦ったドロンボー一味の末裔で、ヤッターマンに恨みを抱くレパード。
“ドロンジョ”の後継者としてその名を受け継いだ彼女は新生ドロンボーを結成。憎きヤッターマンにデコピンするため、ヤッター・キングダムに乗り込む!!

夜ノヤッターマンPV

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